オーディオ天国
お問い合わせリンクオーディオ天国

真空管アンプ

真空管は、集積回路やトランジスタの隆盛によって消えた半導体の元祖です。回路が機能するのに時間がかかることなどから、テレビやラジオなどの家電製品からは姿を消してしまいましたが、オーディオの世界では真空管は未だ健在なのです。真空管を使ったアンプについて解説していきます。

真空管アンプの楽しみ

真空管アンプは、アンプの役目である音声信号の増幅・変換を行なう電子回路に真空管を使うという設計がなされたアンプのことです。昔ながらのオーディオファンには根強い人気があります。

真空管とは?

真空管とは、ガラスや金属で成型した管の内部を真空状態にして水銀などを少量封入して作られた電子回路の部品です。一見すると電球のような構造になっていて通電すると内部のヒーターが過熱して発光します。内部では、電子の放出が行なわれていて増幅などの様々な役割を果たします。真空管はヒーターが加熱して一定温度に達しないと機能しないという弱点と、回路そのものが物理的に肥大化するというデメリットがあるためトランジスタの登場によって廃れていくことになります。

真空管アンプの特徴

真空管アンプは、機能するのに少し時間がかかるという短所がありますが一度機能すれば、トランジスタや集積回路が使われている現代のアンプに引けをとらない音を提供してくれます。音質そのものも、「デジタルに比べて温かみがある」とも言われています。また、真空管アンプは現代のアンプに比べて設計がわかりやすいため、回路設計の段階から自作してしまうユーザーも少なくありません。また、回路設計済みで部品が揃っている作製キットで真空管アンプを作るユーザーも居ます。

真空管アンプの支持層

真空管アンプは、壮年のオーディオファンを中心に高い人気を誇っています。その人気の裏には「ノスタルジー」という隠し味があるのです。壮年のオーディオファンが少年だった時代は、真空管全盛期のど真ん中にあったのです。熱心なオーディオファンの多くは、少年時代に電子工作を経験しているという共通点を持っています。真空管アンプのファンもまた、真空管全盛期に真空管への強い憧れを抱きながら電子工作に励んでいたことは想像に難くないといえます。真空管アンプを支えているのは、遠い日に抱いた真空管への憧れなのです。

真空管アンプの注意点

真空管アンプは、オーディオ初心者においそれと薦めることが出来ないオーディオ機器であるといえます。「真空管アンプ=自作」という式が成り立つほどに、電子工作との関連性が強いのも理由のひとつです。真空管アンプに手を出す場合はどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

電子工作の知識と経験

真空管アンプは、製作例が電子工作の雑誌や書籍に掲載されていることが多いことからも判るように、電子工作の経験者がオーディオファンとなるための通過儀礼としての側面を持っています。電子工作の知識や経験は、オーディオをより深く楽しむ上で欠かせないものとなるので、手をつけておくと必ず役立ちます。

スペースの確保

真空管アンプは、回路設計などの構造上の問題でどうしても大型にならざるを得ません。その上、真空管が外に露出したデザインになるためオーディオ機器を重ねて置く場合、一番上に置かなければなりません。このような些細な問題も、真空管アンプを扱う上では重要になってきます。出来れば、大きめのオーディオラックを用意してスペースの確保に努めるようにしましょう。

オーディオ
<a href="http://audiohvn.com/" target="_blank"><img src="http://audiohvn.com/img/banner.gif" alt="オーディオ" width="88" height="31" border="0"></a>

オーディオ天国

<a href="http://audiohvn.com/" target="_blank">オーディオ天国</a>

広告掲載